夫濱口八郎は、高知県の観光振興には熱心で、高知市の夏の名物行事「よさこい祭り」には、高知商工会議所観光部会の役員だったこともあり、随分と力を入れておりました。
「よさこい祭り」が初めて行われたのは昭和29年。戦後の荒廃した市民生 活 が 落ち着きを見せ始めた頃でした 。市民の健康と繁栄を祈願、夏枯れの商店街振興を促し、活性化させるためでした。鳴子踊りのあのにぎやかなリズム、鳴子のアイデアなどは申すまでもなく作曲家の武政英策先生によるものですが、踊りの振り付けについては、主人が日本舞踊各流派のお師匠さんたちとの間に入って随分苦労してました。「街頭での踊りなので、回ったり、後ろへ下がったりしていたのでは具合が悪い。とにかく前へ前へ進むように」というのが主人の意見で した 。 主人はその時のことを 、「よさこい祭り振興会が昭和48年に出した『20年史』の中で書いております。
時を経て、平成22年。祖父の思いを温め、絶やさぬようにと、女将(高知県観光特使)濱口実佐子が立ち上げたのが「濱長・花神楽」。
料亭らしい「和」のイメージ、「土佐らしさ」を現代の日本の景色や踊り子、見物される皆様のハートにマッチするようにアレンジしました。料亭の連 、また高知県観光特使が率いる連として、高知県内の観光イベントや、祭典、宴席、県外のよさこい祭りにて披露させていただいております。